【激レア】我が家の水板倉を紹介【日本にたった8棟!?】

山代丞のこと
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こんにちは。お米を育てる音楽家、山代丞です。

先日、『美郷の話題』に音楽教室を取材していただきました。

その時に「水板倉があるおうちだったのか!」と言われました。

そうなんです、我が家には水板倉があるんです!

ということで、今回は我が家にある水板倉(ミズイタクラ)という建物を紹介します。

水板倉って何?

水板倉(ミズイタクラ)とは、その名の通り水上に立つ倉のことです。

実際に建物を見てみましょう。

水の上に建てられていることが分かります。

このような建物は日本国内で他には見られない、変わった倉です。

水板倉に関しては筑波大学の安藤邦廣教授の研究に詳しく(ページ下部の参考資料)、それによれば大仙市と美郷町で計8棟を確認したとあります。

ただし実際にぼくの周りの人の話を聞いた感じだと、この研究報告にないものもあるようなので、それ以上の数はありそうです。

なんのための水板倉?

水板倉の特徴は、何といっても水上に立っているということです。

そのため温度や湿度が一定に保たれ、米や味噌の保管に適しているそうです。

また、水板倉への出入りは、池と水板倉の間に一枚の厚い板を桟橋のようにかけて行います。

こうすることで、泥棒やネズミが中に入ることがありません。

厚い板は普段は別の場所に保管しておくのが本来の使い方ですが、我が家の場合は常に厚い板をかけているので、いつでも出入りし放題です…(笑)。

鯉は食用

池には鯉がいますが、昔は食料として食べていたようです。

父に話を聞いたところによると、時期が来ると鯉の赤ちゃんを業者が売りに来て、それを池で育てて、時期が来ると食べる、という生活だったようです。

池を覗いてみると、鯉がいることが分かります。

反射して分かりにくいのですが、よく見ると4匹ほどいるのが分かります。

ちなみに今は鯉を食べることはありません。

おそらくどの鯉もお年寄りで美味しくはないでしょう…(笑)。

老朽化が心配

道路を拡張するときに池の部分は改装したのですが、建物自体の改装はしていません。

老朽化がかなり進行し、いつ倒壊してもおかしくありません。

穴もあちこちに空いています。

貴重な建物であること、昔の暮らしを伝える建物であることなどを考えると、取り壊さずに大切に残していきたいと思います。

もみじの木と一緒に

水板倉の手前にはもみじの木があり、季節ごとに見せる景色はなかなか趣があります。

みずほの里ロード沿い!だから見やすい

みずほの里ロード沿いにはいくつかの水板倉が見られます。

しかし、これだけ道路に面して見やすい位置に立っているのは我が家の水板倉だけです。

やはり珍しいためか、写真を撮っている方を時々見かけます。

みなさんもみずほの里ロードを通る際はちょっと気をつけて見てみてくださいね。

それではまた次回(^^)

【参考資料】
「秋田県仙北地方におけるミズイタクラの構法と利用法」濱定史・安藤邦廣・小林久高・樋口貴彦著、『日本建築学会技術報告集』第13巻第26号(2007年12月)所収(PDF

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