クラシック音楽家がこの理論書でジャズを勉強してみた

音楽
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こんにちは。お米を育てる音楽家、ジョーです。

最近ジャズを演奏させていただく機会があり、少しずつジャズの世界に足を踏み入れつつあります。

そういうわけで、今日はジャズの理論書を紹介します。

マーク・レヴィン『ザ・ジャズ・セオリー』を購入

ジャズを始めるにあたって、まずは理論から勉強したいと思いました。

そこで「ジャズについて体系的に網羅的に勉強できる書籍はないか」と友人に聞いたところ、マーク・レヴィンの『ザ・ジャズ・セオリー』という本を紹介してもらいました。

こちらの書籍です。

Mark Levine (著), 愛川 篤人 (翻訳)

価格は7,600円+税で、全484ページ、サイズは30×22.6×2.4cm、かなりどっしりとした分厚い本です。

これはたしかに役に立ちそうな一冊だ~!

もくじ

【Part 1】理論:コードとスケール
Chapter 1 基礎理論
Chapter 2 メジャー・スケールと進行
Chapter 3 コードおよびスケールの理論
Chapter 4 スケールの練習法
Chapter 5 スラッシュ・コード

【Part 2】メジャー・スケールと進行
Chapter 6 スケールから音楽へ
Chapter 7 ビバップ・スケール
Chapter 8 アウトサイドの演奏
Chapter 9 ペンタトニック・スケール
Chapter 10 ブルース
Chapter 11 リズム・チェンジ
Chapter 12 練習、練習、そして練習

【Part 3】リハーモナイゼーション
Chapter 13 基本的なリハーモナイゼーション
Chapter 14 高度なリハーモナイゼーション
Chapter 15 コルトレーン・チェンジ
Chapter 16 3つのリハーモナイゼーション

【Part 4】チューン
Chapter 17 ソング・フォームとコンポジション
Chapter 18 リード・シートの読み方
Chapter 19 曲の覚え方
Chapter 20 ヘッド
Chapter 21 レパートリー

【Part 5】その他の重要なこと
Chapter 22 サルサとラテン・ジャズ
Chapter 23 未解決の問題
Chapter 24 リスニング

全体をざっと見た印象は?

ページをパラパラとめくると、譜例が多いことが印象的です。

ほぼ全てのページに譜例があり、理論を実際の譜例、そして響きとしても理解できるようになっています。

理論を説明するためだけの単純な音階の譜例などもありますが、ほとんどは実際の楽曲の引用です。

YouTubeで検索すれば、楽曲をすぐにその曲を聴くことができます。いい時代だ…。

理論と楽曲は切り離されがちですが、しっかり楽曲と関連付けられていることはとても良い点です。

実際に読んでみて

今まで、パート2までを読んでみました。

読み方としては、文章を読み、譜例が出てきたらその譜例をピアノで実際に弾いて響きを確認して、どんどん先へと読み進めています。

実際に楽曲を聴いてみたほうがより良いのは分かりますが、そんなことしてたらいつまでも読み終わらないので、まずは譜例を弾くだけに留めています。

内容としては、すごく難しいということはありません。

クラシック音楽を勉強してきた人にとっては、理論としては問題なく理解できます。

ただし、クラシック音楽とは違う部分がたくさんあるので、それは完全に別に考える必要があります。

まずはこれからもざっと最後まで読み、全体の概要がつかめたところで、改めてもう1度読み返す予定です。

読んでいると、この事項については後のチャプターで説明します、という箇所があったので、そういう意味でも、まずは全体を読んでみたほうが良さそうです。

実践への道のりは長い

まずはこの1冊を読めば、だいたいの理論は理解できると想像します。

ただし、膨大なジャズの楽曲を知るのは、それからまた時間がかかりそうです。

チャプター21のレパートリーには965曲が掲載されていて、これらを聴くだけでも相当時間がかかりそうです。

さらに、実際に即興演奏ができるようになるのはまだまだ先になるでしょう。

とんでもない世界に足を踏み入れてしまったかもしれない~。

とは言っても、クラシック音楽に比べると歴史は浅いし、レパートリーも少ないわけです。

そう考えると、クラシック音楽ってまだまだもっと勉強するところがあるよな…(笑)。

クラシック音楽家が理論を勉強するならコレ

クラシック音楽を勉強して、楽典も問題なく理解できている人であれば、ジャズを勉強するために間違いなく有益な一冊です。

ただし、音楽のことがあまりよく分からない人にとってはかなり難解な本だと感じるでしょう…。

クラシック音楽家でジャズのことも勉強したみたい!という人にはピッタリの本だと思います。

ぜひ読んでみてくださいね。

Mark Levine (著), 愛川 篤人 (翻訳)

ではまた次回(^^)

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