第21番【ローズ『32のエチュード』を徹底解説】
ローズ『32のエチュード』を1曲ずつ徹底解説。第21番はテーマが提示された後、展開し、主調でテーマが再現されます。どの部分にもテーマの冒頭のリズムが用いられていることが特徴です。記事の後半では倍音を考えて吹くということについて、曲の一部を取り上げて解説しています。
ローズ『32のエチュード』を1曲ずつ徹底解説。第21番はテーマが提示された後、展開し、主調でテーマが再現されます。どの部分にもテーマの冒頭のリズムが用いられていることが特徴です。記事の後半では倍音を考えて吹くということについて、曲の一部を取り上げて解説しています。
ローズ『32のエチュード』を1曲ずつ徹底解説。第20番はテーマが提示された後、Es-durの部分を経た後、様々な調でテーマが現れ、最後に改めて主調でテーマが再現されます。記事の後半ではシ♭とドのトリルの運指について解説しています。
ローズ『32のエチュード』を1曲ずつ徹底解説。第18番はテーマが提示された後、平行調の部分を経て、再び主調に戻りテーマが再現されます。記事の後半では「モティーフ」について解説しています。
ローズ『32のエチュード』を1曲ずつ徹底解説。第18番はfで印象的なテーマが提示され、平行短調のテンポがゆっくりな部分があり、再びテーマが戻ってくる、というとても分かりやすい構成です。記事の後半では高いシ♭の運指について解説しています。
ローズ『32のエチュード』を1曲ずつ徹底解説。第17番は冒頭のリズムを曲全体で用いることによって統一感がもたらされています。記事の後半では曲に合わせてテンポを微妙に変化させる「アゴーギク」について解説しています。
ローズ『32のエチュード』を1曲ずつ徹底解説。第16番はフェルマータや長い休符、全終止などによって明確に部分が分かれておらず、全体としてひとまとまりで、最初から最後まで駆け抜けるような曲になっています。記事の後半ではテーマに現れる装飾音符の吹き方について解説しています。
ローズ『32のエチュード』を1曲ずつ徹底解説。第15番はテーマ、カデンツァを挟み再びテーマ、テーマを含んだコーダ、と分けて考えることができます。この曲の最大のポイントは本格的なカデンツァがあるところです。曲の随所に現れる複付点8分音符を正確に演奏するためのヒントも書いています。
ローズ『32のエチュード』を1曲ずつ徹底解説。第14番はA-B-A-C-Aとロンド形式のようにテーマが繰り返し現れます。ローズのエチュードでは珍しい形式です。記事の後半ではポロネーズについて説明しています。テーマのメロディーにポロネーズのリズムによる伴奏をつけた譜例を載せています。
ローズ『32のエチュード』を1曲ずつ徹底解説。第13番は提示-展開-再現-コーダという分かりやすいシンプルな構成になっています。再現ではテーマが変奏されています。記事の後半では実際に譜例を用いて提示と再現のテーマを比較します。変奏で用いられている刺しゅう音についても説明しています。
ローズ『32のエチュード』を1曲ずつ徹底解説。第12番はローズのエチュードとしては珍しく、テーマが再現されません。全体が分散和音の音型の繰り返しを中心としたエチュードになっています。記事の後半では、特に短調で頻出する「減七の和音」について解説しています。やはり普段のスケール練習が大事です。