柿沼敏江『〈無調〉の誕生』を読んでみた
「無調」とは何だったのか?シェーンベルクは「無調」という言葉を使わなかった?本書は、20世紀以降の音楽にほんとうは何が起こったのかを、「無調」とされる現象とそれにまつわる音楽上の事象や言説から再検討しています。
「無調」とは何だったのか?シェーンベルクは「無調」という言葉を使わなかった?本書は、20世紀以降の音楽にほんとうは何が起こったのかを、「無調」とされる現象とそれにまつわる音楽上の事象や言説から再検討しています。
こんにちは。お米を育てる音楽家、ジョーです。 今日はメリッサ・マルデ、メリージーン・アレン、クルト=アレクサンダー・ツェラーの『歌手ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』をご紹介します。 本書を買った理由 秋頃から…
近年、音楽史と西洋史を関連付けた本が少しずつ見られるようになった気がします。この本もそのひとつで、本書は歴史の中でも革命・戦争と音楽を関連付けているところが特徴です。西洋史はざっと分かるけど、改めて西洋史(特に革命・戦争)と音楽がどのように関連しているのかを確認したいという人にはおすすめです。
哲学を専門とする西平直さんが「稽古」について哲学という側面からアプローチしています。本を読み進めていくと世阿弥の思想や禅の思想とも照らし合わせて考えることになり、東洋的な思想を紐解いていくことになります。勉強熱心な音楽家にぴったりの一冊
最近、少しずつジャズの世界に足を踏み入れつつあります。ジャズについて体系的に網羅的に勉強できる書籍を友人に聞いたところ、マーク・レヴィンの『ザ・ジャズ・セオリー』を紹介してもらいました。実際の楽曲の引用による譜例が多いのがとても良いです。クラシック音楽家がジャズを勉強するために有益な一冊です。
こんにちは。お米を育てる音楽家、ジョーです。 今日ご紹介するのは、 「パワーアップ吹奏楽! からだの使い方」 という『パワーアップ吹奏楽!』シリーズから出された、からだの使い方の本です。 楽器を演奏する人にとって、身体の…