こんにちは。お米を育てる音楽家、山代丞です。
前回の投稿から1周間が経ちましたので、その間にした作業の記録です。
種まきに向けていろいろと準備が進んでいます。
選別
まずは種もみを選別します。
一般的には塩水を使った「塩水選」という方法で選別することが多いようです。
ですが、ただの水につけて選ぶだけでも十分とのこと。
やり方はいたってシンプルで、水を入れた桶に種もみを入れます。

そうすると一部の種もみが水面に浮き上がります。
浮き上がった種もみ、つまり中身の入っていない種もみをザルで取り除きます。
混ぜると再び浮き上がってくるので、何度か繰り返して沈む種もみだけにします。

このようにして、中身の詰まった種もみを選びます。
浸水
その後は15度くらいの水に浸しておきます。
水温はどんどん下がってくるので、毎日水を取り替えてできるだけ水温を保ちます。
効果があるかは分かりませんが、保温性がありそうなのでプチプチの包装紙で蓋をしています。

さらに田んぼを乾かす
田んぼはとにかくしっかり乾かすことが大事なようです。
まだまだ水が溜まっているので、さらに溝(明渠)を掘ってみました。

明渠で改善されるかは微妙です。
よくよく周りを観察してみると、山からの沢水が田んぼに入っているように思えます。

矢印の左端の斜面が崩れているのが分かると思いますが、そこからちょろちょろと山からの沢水が流れてきています。
その水が田んぼへと流れているような気がします。
そもそも左の水路が深くないのがよろしくないのですが、石や砂だらけで掘るのが超大変です。
このあたりの田んぼは最後まで乾かせないかもしれません。
柴刈り
あとは田んぼへと伸びている柴をノコギリで切っています。
祖父が管理しなくなってからというもの、柴が伸び放題で木になりかけています。

日々の管理って大切ですね…。
百姓って本当にやることがいろいろあって大変だなあ、とつくづく思います。
でもそれが楽しいのかもしれません。
それではまた次回(^^)