こんにちは。お米を育てる音楽家、ジョーです。
台風19号の影響で、こちらもやはり風と雨が強かったです。
我が家の田んぼがどうなったか見てみましょう。
田んぼに池が…
いつものポジションから田んぼを見てみましょう。
稲刈りが終わっているので、イネは既にありません。
稲刈りの様子はこちらからご覧ください。

奥から手前に、縦に黒い筋があるのが分かると思います。
黒く見えているところは、水が溜まっているところです。
コンバインが走ると、その重さで田んぼが凹んでしまいます。
きちんと整備された田んぼならそうでもないでしょうが、とにかく我が家の田んぼは柔らかく、コンバインが走るとこのようになってしまいます。
大量の雨が降ると、その凹んだところに水が溜まってしまいます。
田んぼの手前のほうも見てみましょう。

完全に池になっています…(笑)。
水が溜まって、ワラがぷかぷかと浮いているのが分かります。
ちゃんと水がはけるように、なんとかします…。
排水に関する昔話
こんな昔話を父から聞きました。
我が家の田んぼはとにかく水が溜まってしまう田んぼで、稲刈り前に田んぼに水が溜まっていると、コンバインで作業ができないのでとても困ります。
祖父が生きていて元気だった頃は、とにかく田んぼを乾かそうと必死に働いてくれていたそうです。
水を田んぼの外に出すために、排水のための水路をあちらこちらに作ってくれたそうです。
排水のための水路を作るということは、畦(水をせき止めているところ)を壊すということです。
そのようにすると、たしかに水はどんどん田んぼの外へと出ていきます。
おかげで、その頃の田んぼはある程度乾いていたようです。
しかしここからが問題です。
祖父は水路を作ってくれるのはいいものの、それを元に戻すという作業はしてくれなかったそうです。(なぜ??????)
畦を作り直すのはいつも父で、父はそれに非常に苦労したそうです。
春に水を入れると、あっちにも水路があった、こっちにも水路があった、あっちもこっちも畦を作り直さないと、という状況だったようです。
その苦い思い出があるからか、今は畦を壊して水路を作るという手段は最小限に抑えているようです。
祖父に関連する記事として、祖父が作ったと思われるわら細工の写真を載せている記事があります。
こちらの記事もぜひご覧ください。
台風の被害は?
ところで、我が家では台風の被害はというと、幸いなことに、ほとんどありませんでした。
ただ、まあまあ風が強かったので、家の周りにある杉から葉っぱが大量に落ちました。
水路に葉っぱが詰まって水が流れなくなると困るので、水路の掃除はしました。
あとは、レッスン室の建物の屋根が一部ですが壊れました。
そんなに風が強かったの!?というよりは、単純に老朽化が進んでいたというだけです。
これを機に、ちゃんと直したいと思います。
それではまた次回(^^)